コーチングを学んだら子育てが楽になる訳ではない
母になって18年半。
未だに小1生も含む5人の子育てやっています。
子育ては、私の人生に何度も何度も壁と喜びを用意してくれました。
私にとって子育ては、やはり大きな人生の柱です。
子育てに正解はない。
あるとすれば「そのひとの正解」しかない。
自分の限られた正解の中だけで子育てするのは、怖い。
その想いから、18年間、本を読み人に会い、経験から学び、時にはセミナーに足を運び、ひたすら学びと実践を繰り返してきたと思います。
2年半前から、本気でコーチングを学び、これをシェアしていきたい、と感じたのは、私が何年も本気で向き合いたい、でもいつまで経っても自信を持てないと思ってきた子育てに対して、想いを同じくする人たちと語り合い、視野を広げ合い、何かの糸口を一緒に見つけられたらと思ったからです。
マザーズコーチングを学べば、子育てが楽になるわけではありません。
楽になりました!!とご感想くださる方はおられますが、あるとすれば「完璧でなくていい」「こうでなくていい」という思い込みや自分を責めることから解放されることで前を向くきっかけになることはあるからかもしれません。
正解は愛情をもった親が子どもたちひとりひとりをしっかり観察し、
その子にしかない正解に本気で向き合って見つけていくしかない。
コーチングには、その正解を見つけていくヒントがあると私は思っています。
マザーズコーチングを申し込んでくださった方との時間は、1回1回が本当にたからもの。そこにあるのは、母としてのどこまでも深い愛。悩み、とまどい、自信をなくし、自分と向き合ってきた日々があるから、ひとつひとつを受け止めてさしあげたいし、この時間が何かの一歩になってもらえたらと想いをこめて臨む。時間を重ねるごとに、尊敬の想いが増していく。
母として、18回目の夏。
タロウのご希望は、「ハハとセミとりデート💗」
一本の木に30匹くらいセミついてるの見たー!!
目をキラキラさせながらセミと格闘する姿、観察してると
「ちがう人間なんだね」と実感する。
だから、自分の価値観をおしつけないように、よく観察して自分らしさが発揮できるようにサポートしてあげたい、と思う。
子育ては、楽にしていい部分と、楽になったらあかんとこがあると思う。
自分なりに楽になったらあかんところを、その子自身をしっかり観察して、選択していきたいな。
ひとりひとりが、その子だけの花を咲かせられるように。